応援が途切れない大会です。
今年も大勢の方々の応援を頂いてとても素敵な素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。
この大会は、長野県の南アルプスと中央アルプに挟まれた伊那谷、天竜川が流れる駒ヶ根市で開催される自然豊かなハーフマラソン大会で今年で7回目となります。
(駒ヶ根市のマスコットキャラクター「こまかっぱ」と。連れ合いさんは彼?彼女?がお気に入り。)
(スタート前の集合場所。速く走りたい人は自然と前の方に。この辺りは完走を目指す人たちが多いのでのんびり。これがこのレースの基本的な雰囲気です。)
私たち夫婦はこの大会をレースシーズン最初の大会としてとても楽しみにしており、第1回から第3回までは出走できましたが、仕事の都合で、第4回、第5回は走れず、昨年の第6回は台風接近の関係で大事を取って出走しませんでした。
そして今年は4年ぶりに参加させていただき、今まで以上の応援と私設エイドの充実にとても感激しました。
正直、今シーズンは定年退職後の再就職の関係でランの時間が余り取れず、時間も距離も踏めておらず、当然坂道トレーニングなども全くやっていない状態で、この坂道の多いコースに挑むのは無謀であったかもしません。
酷いタイムで制限時間ギリギリ。歩いたり走ったり歩いたり。スタート直後から足は重いし、夏前に痛めた左足首と脹ら脛が更に痛んでくるし、雨の予報に反してギラギラの真夏の太陽が照りつけてくるし。
という状態で完走も危なかったのですが、沿道の皆さんからの「リラックマがんばれ!」「熊ちゃん可愛いよ!」など下を向いて歩いている耳に入ってくると、顔を上げて精一杯の作り笑顔で「ありがとう御座います。走らせてもらってます」と言いたくなります。それでなんとかゴールに戻ることが出来ました。
ここが素晴らしい!
駒ヶ根ハーフマラソンには他の都市型シティマラソンにはない素晴らしい点がいくつもあります。それは
- 応援が途切れない大会です。人家のあるところはまずそこにお住まいの方々が外に出てきて応援してくださいます。スタートから大きな声を出して後押ししてくださいます。この声援があるからゴールできました。
- 私設エイドが従事していてそれだけで満腹に。特に特産の20世紀やリンゴ、ブドウのエイドは過去に比べて量が増えていたように思います。毎年頂く梅干しも数が増えていたような気がします。アイスクリームも私たち夫婦が到着した時点でも溶けずに美味しく頂けました。他には信州蕎麦もあります。あ、饅頭は無くなってましたね。これだけ私設エイドの充実した大会は知りません。
- 遅いランナーにも優しい。今回私たちは2時間50分と制限時間ぎりぎり。このタイムでゴールすると多くの大会は「ゴール後のお楽しみ」が残っていないことが多いのです。でも駒ヶ根ハーフマラソンは「記念品の抽選」「けんちん汁」も沢山残っていました。これって本当に嬉しいんです。無くなっても「遅いから仕方ないね」と普段は諦めているのですが、ちゃんと確保していただけることに感謝してもしきれません。
- 大会関係者のホスピタリティが高い。見た目、役所の方々と思うのですが、大勢の大会係の皆さんが本当に心の底から「ようこそ!駒ヶ根へ!」「楽しんでくださいね!」「また来て下さいね!」という思いで案内などをされています。思わず「ありがとう御座いました。とっても楽しく走れました」と笑顔で応えると、更に素晴らしい笑顔を返して下さる。
他にも自然が美しいと空気が綺麗とか名古屋からアクセスが良いとかありますが、こぢんまりとした手作りの大会の雰囲気をこのまま残して行ってくれると嬉しいですね。
以前にはこんなエントリを
駒ヶ根ハーフマラソンの公式サイトはこちら。
来年は9月27日です。今から楽しみです。