前日から当日
昨年秋の健康診断人間ドックで2日の便のうち、一つに潜血があり、大腸3DCTを行うことになりました。2018年の夏に大腸内視鏡検査を受けているので検査そのものはそれ程不安はありませんでしたが、検査食や下剤が心配でした。
でも検査食はカレーも親子丼も量は少ないものの普通に美味しく頂けました。
ボンカレーのような味でした。
薬は
検査前々日の就寝前に「センノシド錠12mg」を2錠飲みました。薬効は
大腸内の細菌の作用で腸のぜん動運動を亢進させる物質になり、大腸粘膜を刺激して腸の動きを促進し、排便を促します。
通常、便秘症の治療に用いられます。
※くすりのしおりから
とのこと。これが直接効いた感じは無かったですね。夜中に便意を催すこともありませんでした。
検査前日は摂取水分量の指定があって朝食、昼食、夕食、午後9時のそれぞれで400mlの水又はお茶を飲むように指示され、夕食時には「コロンフォート」を飲みます。主成分は硫酸バリウムで、効果は、
大腸CT検査を行う前に飲むことで、腸管内での生体組織と内容物を明確に識別して、大腸CT検査をしやすくします。
通常、腸内容物の標識による大腸コンピューター断層撮像の補助として用いられます。
※くすりのしおりから
確かに、普段の胃検診のバリウムと同じような味、食感、のどごしがしました。
就寝前には「ピコスルファートNa内用液」を水200mlの溶かして飲みました。透明でなんとなく粘性が有るような無いような・・。効果は、
大腸細菌により分解され活性型となり、腸管蠕動運動を亢進させ、また水分吸収を阻害して、瀉下作用を示します。
通常、各種便秘症、術後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)使用後の排便促進、手術前における腸管内容物の排除に用いられます。
※くすりのしおりから
いよいよ検査当日。午前7時に朝食としてコーンスープ。そして「コロンフォート」。ここまではそれほどではありませんでしたが、一時間後に更に「コロンフォート」と「マグコロールP」と「ガスコン錠」を飲めば準備オッケー。それぞれの効果は、
塩類下剤で、腸管内に水分を貯留することにより、瀉下作用を発現し腸管内洗浄効果を示します。
通常、大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除、腹部外科手術時における前処置用下剤として用いられます。
※くすりのしおりから
胃腸管内の小さなガスを合体させ体外へ排泄させやすくする作用があります。
通常、胃腸管内のガスに起因する腹部症状の改善や、胃内視鏡検査時における胃内有泡性粘液の除去、腹部X線検査時における腸内ガスの駆除に用いられます。
※くすりのしおりから
その後、昼食は食べられませんが、検査2時間前までは水、お茶、スポーツドリンクを少量なら飲んで良いとことでしたので、少しだけ水を飲みました。
そして検査
午後3時の予約で検査を受けます。看護師さんから「薬はきちんと飲めたか」「排便感はあるか」などの問診を受け、普通とは逆にお尻の方にスリットのあるパンツをはいて検査を受けます。
検査医師の問診と触診、これが痛い!痔が少し悪いのもありますが、指の第一関節以上を肛門に突っ込まれたような感じで、痛くて痛くて思わず「痛いってば!」と叫んでしまいました。大腸をガスで膨らますためのチューブを差し込むために異常が無いかの診断なのでしょうが・・。
炭酸ガスを肛門から注入しはじめると、お腹が膨らんできます。汚いたとえですが、大便を催すような感じ。それを我慢してCTを受けました。説明では「炭酸ガスはおならのようにでるか、腸から吸収される」とのこと。地下鉄などの公共交通機関で帰宅予定でしたので、途中でブーブー出たら嫌だなぁ・・・と思っていたら全く問題なし!全て吸収されたようで助かりました。笑
(1/23追記)結果は
検査結果は2週間ぐらいで主治医のところに送付されるとのことでしたので、1/23に検査結果を確認してきました。3DCT画像は肛門からずっとトンネルを遡っていきます。我ながら非常に綺麗な画像で、ポリープは全くありません。後ろで見ていた看護師さんも「凄い綺麗ですね」とお褒めの言葉。上行結腸のところで憩室がありましたが、炎症も認められないので「まあ問題ないでしょう」とのこと。それよりも普通の輪切りCTで思っていた以上の内臓脂肪!ここ1年間適当にしか運動していないのが原因でしょうね。お尻の筋肉はそれなりについているのですが、腸腰筋に刺しが入っていて、主治医からは「いいTボーンステーキになるぞ」と冷やかされました。
もう少し走らなくては。